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先輩看護師インタビュー

Interview
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H.M さん

24年目 / 当院10年目 / 師長ICU / ER

H.M

相手を伸ばす方法は人ぞれぞれ。一緒に高め合っていける環境をつくっていきます

私は当院に入職して10年、看護師歴では24年になります。もともとは秋田の病院に勤務していましたが、夫の転勤によりこの地域に転居してきたことをきっかけに、子どももいましたから最初はパートとして当院へ入職しました。秋田に住んでいたころは手術室に勤務しており、当院でも最初は手術室に配属されていました。当院の手術室は、最新の技術もありましたし、診療科が変われば実際に行われる術式も違います。でも、病院が変わっても「手術室看護」の基本は変わりませんから、自分のスキルに新しいスキルを追加しながら、同期とともに成長してこれたのだと思います。


私自身、環境が変わることにあまりストレスを感じないのだと思います。それよりむしろワクワクするタイプ。手術室勤務から今のICU/ER勤務に変わるときもそうでした。看護部長から異動を打診されたとき、私は病棟経験がありませんでしたし、一瞬「自分はここには不要なのか?」と考えました。でも部長から「(当時は)ICU/ERは大変だから力を貸してほしい」とおっしゃっていただき、それならばと異動を受け入れたという経緯があります。
実際にICU/ERの師長になると、やはり自分には病棟経験が無いことで悩むこともありましたが、ICU/ERのベテランである主任がかなりフォローをしてくれました。


ここ数年、新人や中途で入職された方を見ていて感じるのは、人によって指導のやり方を変えていく必要があるということです。たくさん褒めることで伸びる人もいますし、ダメとはっきり言わないと伝わらない人もいます。その人のもつパーソナリティをしっかり見極めながら、どこをどう指導していけば伸びていけるのか、教育担当と定期的に会議をしながら、情報交換をしています。
それから、私は環境変化をワクワクしながら乗り越えるタイプですが、看護師がみなそうだとは限りません。環境変化に付いていけていないなと感じる人に対しては、本人がどうしたいと考えているのか、じっくり話を聞くことから始めます。本人が少しでも前向きになれるように、勤務調整をしたりしながら、本人にも「続けたい」と思える状況をつくっていきたいです。


看護師に限ったことではないかもしれませんが、自分の居場所は「自分でつくる」しかありません。当院に入職してくれた人は、何かしらの縁があって一緒に働くことになるわけですから、やはり長く続けてほしいと思いますし、自分の居場所をつくれるように、一緒に高め合っていける職場を目指しています。