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先輩看護師インタビュー

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M.K さん

10年目 / 当院2年目循環器・心臓外科、呼吸器・腎臓内科病棟

M.K

「看護の奥深さ」が学べる環境で、楽しく働く看護師を続けています

私は現在、循環器や心臓血管外科、呼吸器などの患者さんが入院される病棟で働いています。
以前は、大学病院や総合病院に勤務していましたが、2年前に中途採用で当院へ転職してきました。転職を考えたとき、急性期医療を行う病院にするか、慢性期病床をもつ病院にするかで少し悩みましたが、もう少しスキルアップしたいと考え、当院への転職を決めました。
転職後すぐに、4階病棟へ配属されました。この病棟は、忙しいながらも明るくて温かい病棟で、スタッフも患者さんもみんな「にぎやか」なところだと思います。病棟が「にぎやか」というのも変な言い方かもしれませんが、4階病棟の患者さんは、心電図モニターを装着されている方もいらっしゃいますし、ナースコールもよく鳴る病棟だと思います。常に病棟内に「音」が流れているところですが、スタッフのテキパキした動きの中にも人柄の温かさが垣間見え、「にぎやか」という印象なのだと思います。
4階病棟の患者さんは高齢の方も多く、認知症のある方も多くいらっしゃいますので、患者さんとの関わり方にはとても気を遣います。認知症のある方は、ときに感情的になることもありますが、看護側も感情的になってしまうと、余計に感情的になったり、不穏になったりします。そんなときに看護師として何ができるのか、どう対応していけば良いか、今も勉強中です。いずれはこの分野でも学びを深めていきたいです。


看護師になって10年、私自身「人と関わる」ことが好きで、患者さんが元気になっていく過程を間近で見られることがとても嬉しく、これからもずっと続けていきたいと思っています。「いつも楽しそうに働いているよね」と、家族にも言われるくらい、この仕事が好きなんだと思います。


「先輩」として気を付けていることは、「新人が話しかけやすい環境をつくる」ということです。わからないことをわからないままにしない、そのために私たちがいるのですから、「何でも質問できる先輩」であり続けたいと思っています。私が今までに勤務してきたところには、「怖い先輩」もいらっしゃいました。でも先輩の方が話しかけにくい雰囲気をつくってしまうと、不安なこともなかなか聞けませんし、「勝手にやって失敗する」というシーンも見てきました。だからこそ、私は話しかけやすい先輩でありたい、と考えています。


今はなかなか遠出もしくにくくなっていますが、お休みの日は、子供たちと公園や庭で遊んだりして過ごしています。仕事にも理解ある家族を大事にしながら、これからもずっと「楽しく働く看護師」でいたいです。