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先輩看護師インタビュー

Interview
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I.H さん

2年目循環器・心臓外科、呼吸器・腎臓内科病棟

I.H

目標とする先輩の背中を見ながら、優しく厳しく指導できる先輩を目指しています

私は新卒として当院へ就職し、現在2年目です。通っていた大学に求人の案内があり、インターンとして当院にお世話になりました。病棟や病院全体の雰囲気も良いなと感じましたし、心電図の勉強もできるかなと考え、就職を決めました。当院の良いところは何と言っても、実際に病棟を回って見ることができる、ローテーション研修だと思います。学生のころの夢とは違うこともありますが、実際に見て決められるのは、新人にとってとても大きな意味があります。


実際に私も、ローテーション研修でいま働いている4F病棟にお世話になり、配属を希望しました。心臓血管外科の病床もありますし、病棟の中にはたくさんの心電図モニターがあり、「心電図を読めるようになりたい!」と考えたからです。今は毎日、心電図モニターをじっくり見ながら、少しずつ勉強しています。先輩に質問したり、同期も同じ病棟なので一緒に勉強したり、院外の研修の「心電図検定」に向けて勉強中です。


今のやりがいは、患者さんやご家族と関わる中で、顔や名前を憶えていただけることです。「おはよう、今日はあなたか」と声をかけてくださったり、患者さんから「ありがとう」という言葉を聞けることがうれしいです。
私は、同じ病棟の中に「理想の看護師」がいます。心電図をしっかりと読み解き、患者さんの状況を充分に理解してアセスメントできる看護師です。私たちはチームで仕事をしていますが、周りをしっかり見て、自分が行うケアだけではなく、周りのフォローもできる先輩。自分もこうなりたい、今一番目標としている先輩です。
1年目のときは、病棟全体が何となく忙しい雰囲気になっているときもあり、「今は聞きにくいかな」と思うこともありましたし、「今この先輩には聞きにくい」こともありました。2年目になり、いつでも新人の見本になれるように、「こうなりたい」と思ってもらえるように気を配っています。病棟が忙しいときがあるのは仕方ないのですが、自分自身がギスギスしないように留意しながら、「何かわからないことある?困っていない?大丈夫?」と声をかけるようにしています。新人からすると、「この先輩はちょっと怖い」と思ってしまうと、相手に苦手意識をもち、萎縮してしまいますので、仕事はやりにくくなると思うのです。そんな雰囲気をつくらないように気を遣っています。でも、優しくしすぎても新人は成長しませんので、その辺の線引きが難しいなと考えている今日このごろです。


茨城出身ですので、いまは、寮で一人暮らしを満喫中です。当院の立地は実家とも割と近いと思いますが、病院から徒歩10分圏内の寮は快適です。もう少し世の中の状況が落ち着いたら、同期たちとも集まって食事したり、プライベートも楽しみたいです。